初場所千秋楽

前頭十七枚目の徳勝龍関が結びの一番で大関貴景勝関を破り、33歳にして初の賜杯を手にするという劇的な幕切れの千秋楽となりました。

その徳勝龍関と同じ近畿大学の出身で後輩にあたる朝乃山関。

前日には大関貴景勝関を下しており、先輩の初優勝を援護していました。

出身大学が結んだ部屋を超えた絆も、今回のドラマの一部として観る者に感動を与えました。

朝乃山関自身も千秋楽の一番で星を二桁に乗せ、来場所の大関獲りへの足場を固めた格好で初場所を終えています。

 

そんな二人の恩師である近畿大学相撲部の伊東勝人監督が、場所中1月18日に急逝されました。

幕内最高優勝と大関獲りへの二桁勝利。

教え子たちの活躍が一番の弔いになったのではないでしょうか。

これまでもこれからも、伊東監督が育てられた教え子たちが角界を盛り上げ、多くの好角家たちに感動を届けてくれることに感謝し、ここに御礼申し上げます。

伊東勝人監督のご冥福をお祈り申し上げます。

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